山口哲一『図解入門業界研究 最新音楽業界の動向とカラクリがよくわかる本』【本の感想】
感想から先に述べると、自分が音楽業界について何となく思っていた疑問が解決できました。
また、この本の中にある様々な情報を見れば、今の日本の業界事情がすべてわかる気がしました。
本としてのページ数は、他の専門書と比べて多くないと思うのですが、各項目が2ページでまとめてあり、ページをめくる度に新しい内容が出てくるので、情報量が多く感じます。
この本の初版は2022年8月です。
齋藤一生:監修『いちばんわかりやすい個人事業の始め方』【本の感想】
この本では、個人事業を始める計画や、開業までの手続き、開業後の運営と経理の管理まで説明している。
個人事業について全くわからない人でも、順を追って説明されている。
自分で起業したい人に役に立つだろう。自分は企業には興味がないが、事業がどのように行われているかを知る事ができたのが良かった。
この本の初版は2022年9月です。
高田 宏臣『よくわかる土中環境』【本の感想】
土の中は目に見えない物なので、あまり考えることはありませんでした。
この本を読むことで、山の土づくりが、その土地だけでなく、下流や海の環境にも影響を及ぼすことがわかりました。
本の中のイラストは実際に近い描写で分かりやすく描かれています。文章も難しすぎない範囲で記されていますが、文中に収められた先人の知恵は深いものが感じられます。
カラー写真も多く、本を読みやすく作られていると思いました。
この本の初版は2022年8月です。
クラフトコーラ愛好会/編『魅惑のクラフトコーラ』【本の感想】
「クラフトコーラ」とは、職人が作る手作りコーラの事らしいです。
私は最近、自動販売機にクラフトコーラというものが売っていて、『なんだこれ?』と思っていました。
そもそも、コーラ自体、何でできているのかも知りません。
この本では、クラフトコーラの材料や作り方、さらにはクラフトコーラの効能まで紹介しています。
また、全国にあるオリジナルのクラフトコーラも綺麗な写真付きで紹介しています。
旅行に出かけたときに、旅先でクラフトコーラがあれば飲んでみたいと思いました。
この本の初版は2022年5月です。
齋藤 勝弘『よくわかる最新代替肉の基本と仕組み』【本の感想】
食糧問題の解決に、肉に代わる食べ物で補おうという研究が行われています。
肉の成分であるタンパク質を動物以外から摂取するために、植物由来のタンパク質を取ることが健康のためにも良いと思いがちです。
代替肉というものは、そういった肉以外のものを指すものかと思っていました。
しかし、この本によると、動物の組織を培養してできた肉も「代替肉」と呼ばれているらしく、驚きました。
動物の命を奪っていない肉なので、広い意味で「代替肉」だそうです。
この本は、代替肉に関係するものを広くあつかっていて、現代の食を担うかもしれない代替肉について、知る事ができると思います。
この本の初版は2022年7月です。