日経BP社 ゲーム産業取材班『日本ゲーム産業史』【本の感想】
結構厚い本です。450ページ以上あります。
普通はこのような資料的な本は読まない(継続して読めない)のですが、内容が日本のビデオゲームに関するものだったので、読むことにしました。
ビデオゲーム、と言われて、思い出されるものは人によって違うと思います。
古くはコンピュータのゲームやゲームセンターにあったアーケードゲーム。
家庭用ゲーム機のゲーム。
現在ではスマートフォンのアプリも入れると、今までに数多くのビデオゲームが私たちの周りに生み出されています。
日本におけるビデオゲーム業界で主だったものを会社別に紹介しているのが本著です。
技術の進歩や流行り廃りの激しいビデオゲームでは、この本の内容は少しだけ古いのですが、ビデオゲームの初期から続いてきた企業の成り立ちや、会社の転換となったゲームを知ることができます。
また、自分が遊んだことのあるゲームが、思ってもいなかった会社から販売されていたという発見もあり、私には楽しめました。
ゲーム雑誌で発売前のゲームの記事を読んでワクワクしていた頃の自分を思い出し、ビデオゲームは長く続いた趣味だなと思いました。
この本の初版は2016年12月です。