goboukuntry’s diary

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齋藤勝裕『科学者になるための本』【本の感想】

 この本のタイトルを見たとき、普通っぽいけど何か違う感じがすると思いました。

 

 科学者ではなく化学者なので、そういった分野を目指す人に向けての就職先や、学び場所の連絡先が載っているんだろうなと推察して手に取りました。

 

 中を見ると、そういったものは、一切ありませんでした。

 

 代わりに「化学者とは何か」から始まり、「化学を学ぶためには」から「一流の化学者になるためには」まで、ほぼ文章だけで説明が書かれています。

 

 さらに、本文の文章が面白いです。学生にも読めるように堅苦しくない形式で述べられている内容を見て、読み物としても面白かったです。

 

 この本の初版は2022年9月です。