松下孝太郎・山本 光『親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑』【本の感想】
プログラミングの本は何冊か読んで、実際に入力したこともありました。
いずれも本格的なものが多く、やろうとしている内容はわかるけど、プログラムを見ただけでは理解できないものでした。
今回、「スクラッチ」というプログラムを使ってみると、自分が何をしているのかがわかりやすかったです。
スクラッチは行動や命令が言語化されていて、それぞれカードの様に組み合わせることで、プログラムを動かすことができます。
順序を考えて並べないと、思ったようにプログラムは動きません。
これから必要とされる、論理的思考を持つための手段として使うには良いと思いました。
困ったことが一つあって、スクラッチのプログラムのバージョンが、本に書いてあるのと違うものだったので、使用する時にレイアウトや命令などの細かな違いで行き詰まることがありました。
(2019年7月にバージョン3.0対応版が発売されました)
本の内容のわかりやすさや、漢字にふりがながある事など、親子で読むには良い本だと思いました。