山田周平『話に「オチ」をつける技術』【本の感想】
人と話をしていて、会話のキャッチボールがうまくいかない事があります。
そんな時には、「自分の話には、まとまりがないのかな」と思うので、今回この本を手に取りました。
著者は、話の組み立て方を変えることで、人への伝わり方を向上させることができるようになると述べています。
その為に必須なのが、話に「オチ」を付けて、まとまりのある話にする技術。
この本では、オチをつける話術を6つ紹介し、練習問題形式の小話も盛り込んで、読者に理解できるようにしています。
私はこの本を読んで、子供の頃に読んだ雑誌に載っていた海外の小話のコーナーを思い出しました。
この本を読んで、雑談の中に遊び心を増やしてみようと思いました。
また、この本を購入すると、電子書籍版もダウンロードして好きな時に読むことができます。
紙媒体としての本の大きさもB5判くらいですし、紙面の情報量においても、気負いを持たずに向き合える構成になっています。
苦手なことに向き合う時、最初は負荷の少ないものから始めると長続きしやすいという説があります。
話術を改善したいと思うけど、どこから取り組めばいいのか迷っている人は、この本を読んでみて、自分に当てはまるか考えてみるのも良いのではないでしょうか。