神崎洋治『最新 CASEがよくわかる本』【本の感想】
まず、タイトルを見て思ったのが、「CASEって何?」でした。
普通に入れ物の事なのかな?それとも事件についてかな?とか考え、本を手に取りました。
この本におけるCASEとは略語の事で、それぞれ
C:Connected(つながる)
A:Autonomous(自動運転)
S:Shared & Survices(シェア/サービス)
E:Electric(電動)
この4文字の頭文字をつなげたものだそうです。
つまり、実用化されるであろう自動運転について、車やサービスの解説、実証実験の紹介が多く書かれています。
本著は図解入門として作られており、各項目には必ずイラストや写真が使われています。
このようなジャンルは視覚からの情報が与えるイメージが大きいので、読んでいて刺激になります。
この本の中で、通信技術において、5G規格が無ければ自動運転の実用化は難しいとありました。
先日読んだ5Gについての紹介本で、あらましを知っていたので、すんなり読むことができました。
一般の携帯電話でも、5Gサービスが開始されるようなので、より一層身近に感じることになると思います。
自動運転はまだ先の事かと思っていましたが、案外近いうちに目の前に自動運転車が走っているかもしれないと思いました。
この本の初版は2020年3月です。