北原孝彦『弱くても最速で成長できる ズボラPDCA』【本の感想】
PDCAという言葉を、あまりよく知らない人もいるかもしれません。
PDCAとは、英単語4語の頭文字を集めたもので、日本語ではそれぞれ『計画』『行動』『検証』『改善/実証』の意味となります。
ある目的を達成するために、行動をP→D→C→Aの順に進め、Aの結果を踏まえて、またPから始めるサイクルを行います。
このサイクルは、個人に適用すれば、進歩や成長を感じる事ができます。
この本では、PDCAについて知ってはいても、自分から行動するのができていない人向けへの提案本となっています。
著者は元々、面倒くさがりでズボラな性格だったようです。
しかし、目的意識をしっかりして考えることにより、行動に変化が現れ、目標を達成できるようになったようです。
文中には、著者なりのPDCAでの取り組み方が書かれています。
そのアイデアを読んで、感心することが多かったです。
自分の行動にも取り入れようと思いました。
本のレイアウトは適度な行間があり、スッキリしていて読みやすいです。
見出しの活字もハッキリしていて、ページをパラパラめくって、続きから読むのにも適しています。
自分の成長のヒントを得られる本だと思いました。
この本の初版は2020年3月です。