亀谷敏郎『ちょっとしたことで差がつくメールの書き方』【本の感想】
会社で働いている人で、メールを社内外に出す人はいると思います。
私のメールの書き方は、学校で習ったわけではなく、他の人の書いたメールを参考にするとか独学で身に着けたものです。
自分では簡潔に書いたつもりでも、後で見返すと困った表現をしていたこともあります。
メールの書き方を改めて学びたいなと思った時に、この本に出合いました。
この本では、メールで伝えたい内容を適切に表現する方法や、誤解を回避するメールの作成方法を説明しています。
各項目ごとに文例として、残念な表現メールと、より良い表現のメールを併記してあります。
文例を丸写しするのではなく、解説を読んで、文例の意図を理解することが目的です。
また、著者はメールの内容によっては、向かないものもあり、そういったものはメールで伝えるのは難しいと述べています。
コミュニケーション方法のひとつとして、まだメールは使われると思います。
メールを出すことに少し自信が持てるようになる本でした。
この本の初版は2020年1月です。