林原琢磨:著 林原安徳:監修『実践!繁盛立地の判定・分析・売上予測』【本の感想】
もし自分に店を出す機会があるとしたら、何の店を出したいと思いますか?
夢が広がる話です。では、お店で商売を成功するために必要なことは何だと思いますか?
扱う内容?売上予測?人材?
この本が訴えているのは「立地」!いくら良い店でも、立地が悪ければ商売に大きく影響を及ぼすのです。
消費者はお店を立地で選ぶものであり、立地の良さは、お店が見つかりやすいということです。
お店が見つからない・わかりにくい所は、そもそもお店の存在自体が無いものと思われるそうです。
また、お客が立ち寄りやすい店を出すという事は、サービスの一環でもあるという考え方は気に入りました。
この本では、立地の重要性について理解し、立地とお店の視認性(お店の見つけられやすさ)、商圏分析について知識を深めることができます。
さらに、新たに出店した場合の売上予測の考え方を身に着け、実際に経営がうまくいった後の店舗開発にまで言及しています。
この本を読んで、立地という視点から、お店がどんな目的をもって商売しているかと考えるようになりました。
お店を出したい人が、立地について学びたいと思った時に、この本は役立つと思います。
この本の初版は2020年2月です。