上村紀夫『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』【本の感想】
この本は、会社組織の中で働いている人たちが健全ではない状態のとき、どう向き合っていけばよいかを提案しています。
この本のターゲットは、会社のリーダーや人事担当者のようですが、そうでない人でも読める内容だと思います。
離職に関する考え方や、人材に対するランク分けなど、働く人に求めるものを知る事ができます。
固い内容の本ですが、ページにはイラストも多く使われ、オレンジを基調にした色を使って温かみのある印象を与えてくれます。
ページ数の関係からか、文章中にカタカナ用語が多く用いられ、理解力の低い私には意味が分からない部分がありました。
ある程度の専門性知識がある人に向けての本なのでしょう。
ポジティブな働き方のできる組織が増えると良いですね。
この本の初版は2020年3月です。