劇団雌猫『本業はオタクです。 シュミも楽しむあの人の仕事術』【本の感想】
趣味と仕事の両立について、考えたことがある人は多いでしょう。
特に趣味にを充実させたいと思っていると、仕事を疎かにしてしまうかもしれません。
私も夜遅くまでゲームのやりすぎ、次の日の仕事に支障をきたす事がよくありました。
この本は、「オタク」と呼べるほど趣味に没頭する女性たちが、どんな仕事をしているのかを知ることができるインタビュー本です。
趣味と仕事を両立させる方法として、「趣味と仕事は別」タイプと、「趣味を仕事に役立てる」タイプに分けています。
それぞれのタイプで仕事をする女性たちのインタビューから、日常のスケジュールやどのようなスタンスで仕事に向き合っているかがわかります。
趣味は違っても、好きなものがる人の心理は何となく通ずるところがあり、共感する所もありますが、好きのスケールが違いすぎて驚くところもありました。
シュミの充実を取り上げる本はよく見ますが、オタク人たちの仕事にフォーカスを当てる本はあまり無いように思います。
本の後半では、キャリアに関する悩みについて答えるトークイベントの様子が収められています。
仕事と趣味を両立させたいオタクの女性向けの本ですが、性別関係なく、仕事について何か感じるものがあると思います。