goboukuntry’s diary

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森良子:監修『人づき合いがうまくいく 気くばりのコツ』【本の感想】

 「気くばり 目くばり 心くばり」という言葉があるように、気くばりは社会を円滑にするための要素として大事にされています。

 

 ところが、私はイマイチ気くばりができていないようです。何かに心がとらわれると、他の事に余裕が持てなくなってしまいます。

 

 そこで、少しでも気くばりができるヒントが欲しいと思い、この本を手に取りました。

 

 この本では様々なシーンに対して、女性に好まれるイラストを多用しながら、気くばりのコツを伝えています。

 監修者は元客室乗務員のようなので、この本のターゲットは女性なのかなと思います。

 

 この本で重要視されているのが、適切な言葉選び。文中では、好ましくないフレーズも併せて紹介されていて、よく陥りがちな会話のパターンから抜け出す助けにもなります。

 挨拶も満足にできない私にとって、例文があると、とても役に立ちます。

 

 

 また、よく使う言葉をポジティブに言い換える表も記載されています。

 ネガティブワードを多用すると、他人の元気をダウンさせるので、言い換えを知っておくと便利です。

 

 この本では、ビジネスや冠婚葬祭でのマナーも一通り掲載されていますので、この本一冊で、社会生活の一般常識がカバーできると思います。

 本の初版は2019年6月なので、内容に関して古い所は無いと思います。

 

 個人的な感想として、とても役に立つ内容ではありますが、日本の伝統が由来の、気くばりのルールが多くて疲れるなと思いました。(この本に悪い所は全くありませんので、誤解のないように)