今野真二「自分で考え、自分で書くための ゆかいな文章教室」【本の感想】
ブログを書いていて、自分の文章が読みやすいものなのか、気になります。
このブログは他社に向けて書いているように見えますが、ほぼ自分の記録のようなものですから、身近な人に読んでもらったことはありません。
しかし、誰かが読んでいる事も考えて、書くことに磨きをかけたいと思っています。
そんな時に、この本に出会いました。
この本は、読者対象が中学生以上、大人までとしています。ページを進めると時々、子供向けの本には出てこない時事ネタが含まれています。
また、例文として出てくる文章が、古めの文学作品からの抜き出しが多く、読んでいて今の文章と違うのが気になりました。
著者は、あえて時代の違う文章を読むことで、個々の単語や文の意味を考えるきっかけを作りたいように思います。
そして、本のタイトルどうりの「自分で考えて書く」事を提案しています。
ただし、書くことのテクニック的なものは説明していません。書くことへの心構えのようなものを伝えたいのだと思います。
今後のブログ作成の参考になりました。
この本の初版は2019年7月です。