goboukuntry’s diary

ゲーム、本の感想が中心の雑記ブログです。ゲームは基本ネタバレなしです

海原純子『誰でもできる!アサーティブトレーニングガイドブック みんなが笑顔になるために』【本の感想】

 アサーティブ…聞いたことの無い単語を見つけました。

 

 本のタイトルに「誰でもできる」とあるので、何かを実行するのだと思いますが、よくわからないので、中を見ることにしました。

 

 アサーティブとは、人のコミュニケーションにおいて、「正直に居心地よく自分の気持ちを表現すること、他社の権利を否定せず尊重しながら自分の権利を使えること」とありました。

 

 アサーティブは1980年代から欧米の女性を中心に注目されている概念らしいのですが、この言葉を私はしりませんでした。

 

 この本では、主に女性のコミュニケーションに関する事例を取り上げ、その例の問題点に対して、どのような方法で解いていくのかを述べています。

 

 目標はお互いが「OK」とできる方向に辿り着くことであり、そのためにはトレーニングを行うほうがよいとしています。

 

 本の中に、アサーティブ度チェックがあり、質問項目に多く当てはまると、アサーティブ度が低いとされ、必要以上に我慢していて危険だそうです。

 私はアサーティブ度が低かったです。

 

 意見の主張で、良い落としどころを見つけるのは困難で、感情が入ると話がまとまらなくなります。

 アサーティブは、トラブルになる前に気持ちの良いコミュニケーションを取り、なおかつ相手に媚びずに自分の主張を伝えるという概念なのだと思いました。

 

 この本の初版は2019年8月です。