ジョッシュ・ウェイツキン『習得への情熱ーチェスから武術へー』【本の感想】
この本の著者は、10代でチェスの世界チャンピオンとなった後、武術(太極拳推手)でも世界チャンピオンとなった人です。
彼のチェスの時代の話は書籍化され、さらには「ボビー・フィッシャーを探して」という映画にもなりました。
チェスで世間から注目を浴びましたが、彼自身の心は武術の方へ向かいます。
本の中では、彼自身の語りによる生い立ちや、心の動きを記すとともに、競技で優れた結果に至るまでに、どのように取り組んできたかを述べています。
ただし、本の中において、絵や写真の類はありません。
技術の習得の説明のページにおいてもです。読者は文字のみで情報を受け取ることになります。
私は、2つのジャンルで頂点に立てる人の思考はどうなっているのだろうという好奇心で、この本を読みました。
彼の文章を理解しようと読み進みましたが、受け取ることはできませんでした。
結論として、今のところ、ご縁が無かったのかなと思っています。
私のマインドが整った時には、変わってくるかもしれません。
この本の初版は2015年8月です。