涌井美和子『職場に外国人がやってきたら読む本』【本の感想】
日本に外国人労働者が増えるという話を聞くようになってからしばらく経ちます。
私の周りでも日本人離れした人が多く見られるようになっています。
そういう人たち中には、いわゆる外国人労働者がいる事でしょう。
もし私のすぐ近くには外国の方はいませんが、いつ何時にお近づきになるかもしれません。
今回読んだ本では、異文化交流のうちの、職場の外国人労働者との関わりについて書かれています。
この本では、カルチュラル・インテリジェンス(CQ)という概念が紹介されています。
国や民族・組織の文化を超えて効果的に機能する能力のようです。
そして、外国人労働者に対して、問題がある時は、相手や状況に合わせて適切な行動を取る事を提案しています。
これは、外国人に対してだけでなく、世代間の違いとか、性格や趣味嗜好が合わない人に対しても取るべき行動だと思います。
私は往々にして言葉が足りなくて誤解を受けることがあるので、CQの考え方を心がけたいと思いました。
この本の初版は2019年12月です。